1年以上前は、たくさん働いていたのでお給料もたくさん入ってきました。
Win-Winかと思いきや、身体は悲鳴を上げていて、湿疹が出来たり、足腰が痛かったり、風邪をひきやすいなど、お医者さん通いの日々でした。
心の方もキツくなっていて、食べすぎ飲みすぎはもちろん、お金をたくさん使って満足を得るような生活でした。
ふと振り返ったときに、お給料がたくさん入る生活は一見いいことだらけだけど、私の場合は向いていないのではと思いました。
それよりも、働く日数を減らして、少なくなったお給料の範囲内で工夫して、のんびり暮らす方が性に合っているのではと思ったんです。
スーパーのお寿司を美味しく感じられるようになった

この間のお昼は、スーパーのお寿司でした。
お店に入るか、デパ地下のお寿司にするか悩んで、結局スーパーのお寿司にして、お皿に移して美味しく食べました。
お給料がたくさん入っていたころは、スーパーのお寿司はほとんど食べず、お店で食べていました。
昨年の4月からお給料が減ったのですが、タイミングよく、コロナ禍。
外出自粛のせいで思うようにお店に食べに行かれなくなったのが、私にとっては助かりました。
近くのスーパーかドラッグストア、農協の3つのお店で買い、月に1回デパ地下へ。
基本は自炊。
もともと自炊してたので、大きな変化はなく、慣れていたのも幸いしました。
お取り寄せも大好きでしたが、すべてやめました。
すぐに手に入る調味料や食材、お惣菜で暮らしてみたら、思ったよりもずっと気が楽になったんです。
美味しいと感じるけれど高価な食材や調味料は、一度使うとやめられなくなる。
そうなると、気持ちはしんどくなる。
でも、習慣化しているから、つい買ってしまう。
一般的に流通している食材や調味料に変えると、自分がランクダウンしたように感じてしまう。
こういう恐ろしいサイクルにいたことが分かったんですよね。
どこのスーパーでも売っているお醤油であっても、スーパーのお寿司であっても、お皿がよいと楽しく食べられる。
思っていた以上に、そういう工夫の方が私には向いていました。
好きなものはたっぷりと

おつゆとか、デザートとか、どこかに満足ポイントを付け加えると、さらに豊かな気持ちになります。
この日は、蛤のおつゆを作りました。
セリもたっぷり入れて、青菜が一緒に取れるように工夫をして。
お椀に盛る方が品がいいのですが、好きなものはたっぷりいただきたい。
満足することがいちばん大事なのだと感じます。
お金と生活の豊かでほどよいバランス

他愛もない、ささやかな工夫であっても、こういう工夫を凝らして、お金を上手に使ってのんびり豊かに暮らしていたい。
この1年を経て、そういう風に感じます。
お金がたくさんあるから豊かではないですよね。
持っているお金を楽しんで工夫して使うことが、私にとっての豊かさです。


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