ずっと外食を避けていて、食べるならばできるだけテラス席と決めていましたが、
さすがにストレスがたまってきました。
丁寧に作られたおいしく温かいものを、お店ならではのサーブでゆっくり食べたい。
思いが募ります。
ランチタイムもかなり遅めの13時半過ぎ、仕事で都内にいた日の遅いランチとして、渋谷のコンコンブルに行きました。
フランスの庶民のビストロで昼からワイン♪

お店の中もとってもかわいいです。
入り口そばの席の方が安心なので、入り口近くに座りました。
店内には、女性グループが2、カップルが1、あとは個人のお客さんです。
店内は広くはないですが、お客さん同士が密にならないように気をつけて席を指定してくださいました。

メニューです。
おいしそうでワクワクが止まりません♪

ワインを飲むつもりはなかったのですが、ランチワインのあまりの安さに衝撃を受けてオーダーします。

クイッと一気にいけちゃいそうなワインを、大事にいただくことにします。
あ、200円とは思えないおいしさでしたよ!!!
もちろんミディアムですが、ワインらしい渋み含めたバランスがとてもよいです。
ワンプレートランチセット、登場

メインディッシュに、20個限定の丸ごとトマトの肉詰めロースト プロヴァンス風をオーダーしました。
丁寧に作っているようで、20分弱くらい待ったかな?
ランチセットは、豪華な機内食のようですよ。
デザートやコーヒーまでも一緒に!

ナプキンを取ると、カトラリーが出てきました。
うっわ、おいしそう!!!
トマトの赤とかぼちゃのポタージュの黄色が食欲をそそります。
めっちゃお腹が空いている14時過ぎです。

とても嬉しかったのが、アルコールのウエットシートです。
感染を気遣ってパンをナイフとフォークで食べるのは現実的ではないですよね。
安心して食べられるとホッとしました。
持参のジェルも、一応テーブルに載せてあります。

おいしかったな~、たっぷりのかぼちゃのポタージュ。
アツアツでたっぷりのスープは、幸せの象徴ですよね。
家庭の味とは違う、ブイヨンのしっかりしたうまみに、かぼちゃの甘さがきいています。
また食べたい!!

サラダはフレッシュなグリーンが冷えてパリッとしていて、とてもおいしいです。
にんじんのラぺも、酸味がほどよくてとてもおいしい。
サラダの底にはマヨネーズ的なクリーミーなソースが隠れています。
パンは全粒粉を使い、小さめサイズですがどっしりしています。
ビストロなのでちょっとお行儀悪いですが許されると、メインディッシュのソースをたっぷりつけていただきました。
メインディッシュは20個限定の丸ごとトマトの肉詰めロースト プロヴァンス風

なんて魅力的なフォルム!!

ナイフを入れると、思いのほか柔らかく、ほろほろと崩れました。
トマトの肉詰めの上に、小さなトマトの切片を載せて焼いてあります。
トマトのフレッシュでジューシーな酸味と、ひき肉のこってりと柔らかくとろとろとした食感がベストマッチングで、おいしくて、飲むように食べました(笑)
プロヴァンス的な素材を生かした味が好きなので、そして疲れて空腹だったので、トマトのビタミンが身体にしみわたるようです。
たっぷりのマッシュポテトとトマトソースや肉詰めをからめて食べると、これまたおいしいのです。
至福とはこのことよ。
デザートはパンプティング

あまり期待してはいなかったのですが(失礼)、これもまたとても美味。
むっちりもっちりした食感、しっかりした甘さと卵の香り、上質の生クリーム。
タイミングよく淹れたてのコーヒーをすすりながら、プティングを食べると、久しぶりの外食の余韻をどこまでも味わえます。
気持ちが伝わる あまびえおまもり

レシートと一緒に頂いたのは、あまびえおまもりでした。

お店の気持ちがとっても伝わります。
涙が出そうになりました。
コンコンブルは、お料理としてはシンプルで、凝りに凝っているフレンチではありません。
でも、その庶民的なおいしさに、ハートをわしづかみされました。
何より、とても丁寧に料理と向き合っている気持ちが伝わりますし、サーヴももちろん丁寧ですがすがしく好印象です。
お店の方の経営努力に感動して、「おつりはいらないです」と言いかけましたが、おつりの数百円よりも、再びお店に足を運ぶことの方が、お店への応援になりますよね。
また、うかがいます♪
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